3:イラストを挿入する
筆休め2005では、数多くのイラストや写真が自由にお使いいただけます。お気に入りのイラストや写真を文面に貼り付けてデザインしましょう。
イラストを選択する
 
画像を選ぶ
[画像]ダイアログで気に入ったイラストを選択して貼り付けることができます。
補足
ショートカットバーの「画像を選ぶ」をクリックしても「開く」ダイアログが表示されます。
@ ツールバーの[画像]ボタンをクリックします。
 
A [開く]ダイアログが表示されます。イラストはジャンルごとに分類されてフォルダに入っています。希望のイラストが入ってるフォルダをダブルクリックして開いていきます。
 
B 文面にはりつけたいイラストや写真を選択し、[開く]をクリックします。
 
絵柄を直接、文面の配置したい位置にドラッグ&ドロップで挿入することができます。
補足
他のアプリケーションで作成した画像などのファイルも選択することができます。挿入できる画像ファイルの種類は以下の23種類です。
JFIF(JPEG)、JTIF、TIF、IOCA、TARGA、PNG、PSD、BMP/DIB、WMF、PCX、EPS、OS2、CALS、MAC、IMG、MSP、WPG、RAS、PCT、PCD、J6I、RLE、FPX
C 選択したイラストが文面に挿入されます。配置したい位置までイラストをドラッグし、必要に応じてハンドルマークを上下左右にドラッグして拡大・縮小します。
 
参照
取り込んだイラストや画像は、加工/修正ができます。
詳しくはコチラ
ヒント
イラスト枠内で右クリックすると、次のメニューが表示されます。
切り取り、コピー、削除ができます。
配置順を変えることができます。
再度イラストを選択し、変更することができます。


2 イラストの配置を調整する
 
上下の配置順を変更する
[文面]ウィンドウに挿入したイラストや文章など、下の内容が隠れて見えないときは、上下の配置順を変えます。
@ 新しく挿入したイラスト
A イラストの下側の文章と先に配置したイラストが隠れて見えません。
配置を変更したいイラストを右クリックし、表示されるメニューから[最背面へ移動]を選択します。
イラストが最背面に移動し、隠れていた文章・イラストが見えるようになります。


4:凝ったデザインにする
デザイン文字の作成(効果文字)と地図などの描画(図形作成)で、自在に文面をデザインすることができます。自分だけのデザインでこだわりの文面を作ることができます。
効果文字を作成する
 
文字の形や色のデザインは、[効果文字]ダイアログで行います。まず[効果文字]ダイアログを開きます。
効果文字ダイアログボックスを確認する
@ ツールバーの[効果文字]ボタンをクリックします。
 
A [効果文字]ダイアログが表示されます。この[効果文字]ダイアログで、文字のデザインに関するすべての設定を行います。
 
ここにデザインする文字を入力します。
書体と文字方向を指定します。
デザインの設定状態を確認します。
文字、影、背景の色を指定します。
影の形状を指定します。
文字形状を指定します。
補足
[文面]ウィンドウ上で行った編集操作は、[編集]-[元に戻す]で10回まで操作をやり直すことができます。
効果文字の書体を指定する
@ [文字入力]欄にデザインする文字を入力します。
A [書体名]欄右側のボタンをクリックし、表示される一覧から使用する書体を選択します。
 

文字の方向を指定する
文字の方向として[横書き]、[縦書き]をクリックして選択します。
[縦書き]を選択した場合、下のようになります。
文字の形状を指定する
任意の文字形状をクリックして選択します。
@ 様々な文字の形状が表示されます。
A スクロールすると他の形状も表示されます。
下は文字形状のサンプルです。形状表示の右側の数値ボタンでは、以下の値を指定します。
● 変形率:選択した形状の特徴を更に誇張するか、抑えるかを指定します
変型率 10% 変型率 100%
● 回転角:文字の角度を指定します(数値増で時計方向に回転)
回転角 0° 回転角 45°
● 傾斜率:全体の傾斜を指定します(数値増で時計方向に傾斜)
傾斜率 0° 傾斜率 50°

文字に影を付ける
任意の影形状をクリックして選択します。
@ 文字(青い枠)に対しての影の形が表示されます。
A スクロールでその他の影が表示できます。
下は影の形状サンプルです。影形状表示の右側の数値ボタンでは、以下の値を指定します。
● 横移動:影全体を横方向へ移動します(数値増で右に移動)
横移動 0 横移動 50
● 縦移動:影全体を縦方向へ移動します(数値増で下に移動)
縦移動 5 縦移動  50°

文字の色を指定する
[文字色]タブの色表示をクリックし、文字の色を指定します。必要に応じ、輪郭線の種類や太さも指定します。
@ スクロールで他の色も表示されます。
A 文字の輪郭線の種類を指定します。
B 輪郭線の太さを指定します。
補足
[単色]が選択されているときは、[開始色]ラジオボタンが選択された状態で指定した色が、文字の色になります。輪郭線の色は、[輪郭色]のラジオボタンを選択してから色をクリックします。
効果文字にグラデーションをかける
@ [種類]欄右側のボタンをクリックし、表示される一覧からグラデーションやパターンの種類を選択します。
 
様々なグラデーションやパターンが選択できます。
A [開始色]と[終了色]のラジオボタンをクリックし、それぞれグラデーションの始まりと終わりの色を指定します。
 
 
開始色で指定した色
終了色で指定した色に徐々に変化します。
ヒント
[影色]タブでは、文字色と同様の手順で影の色が指定できます。
注意
実線以外は、線の太さを指定することができません。
ヒント
[背景色]タブでは、文字色と同様の手順で背景の色が指定できます。

効果文字の色を作成する
色指定の各タブにある[パレット変更]ボタンをクリックすると、下の[色指定]ダイアログが表示されます。
@ 任意の地点でクリックし、右側のスライダーで色の明るさを設定します。
A 色が決まったら、[色の追加]をクリックします。
 
B 決めた色が[作成した色]に登録されます。最後に[OK]をクリックして、[効果文字]ダイアログに戻ります。ここで指定した色が[開始色]、[終了色]、[輪郭色]のいずれか選択されている色領域に追加されます。
効果文字を編集する
@ [効果文字]ダイアログで、[OK]をクリックします。[文面]ウィンドウに作成した効果文字が挿入されます。
 
A 効果文字上をドラッグし、任意の位置まで移動します。
 
B 効果文字の枠上のハンドルマークをドラッグして、それぞれの方向に拡大縮小します。
ヒント
効果文字上で右クリックすると、次のメニューが表示されます。
切り取り、コピー、削除が実行できます。
配置順を移動します。
[効果文字]ダイアログが表示され、デザインの変更ができます。
効果文字上をダブルクリックして、[効果文字]ダイアログを再表示し、変更することもできます。
補足
効果文字を[コピー]してから何もない場所で右クリックすると、メニューに[貼り付け]が表示されるようになります。


2 図形を作成する
 
グリッドを表示する
図を作成する前にグリッドを表示させておくと、位置や間隔がよくわかり、描画がしやすくなります。
@ [文面]ウィンドウ上の何も配置されていないところで右クリックし、表示されるメニューから[グリッド]を選択します。
 
A [グリッド]ダイアログが表示されます。ここでグリッドの表示方法を指定します。
 
グリッド表示する/しないを指定します。
グリッドの濃さを指定します。
グリッドの線種を指定します。
グリッドの縦と横の間隔をmm単位で指定します。
補足
[宛名]ウィンドウでも、グリッドを表示させることができます。
B 最後に、[OK]をクリックします。
 
[文面]ウィンドウに指定したグリッドが表示されます。
直線/四角/丸矩形/楕円/多角形を描く
@ ツールバーの[図形・その他]ボタンをクリックし表示されるメニューから[直線]を選択します。
A 直線を描きはじめる位置にマウスポインタを置き、描く方向にドラッグします。
 
B ツールバーの[直線]ボタンをその都度クリックし、直線を複数引きます。
 
C ツールバーの[図形・その他]ボタンをクリックし表示されるメニューから[四角形]を選択します。
D 四角形を描きはじめる位置にマウスポインタを置き、描く方向にドラッグします。四角形が広がります。
 
ヒント
楕円/丸矩形/多角形を描くには:他の図形も同様に、ツールバーの[図形・その他]ボタンをクリックし表示されるメニューから各ボタンを選択してから描きます。
円を描くには、[楕円]ボタンを選択します。
 
始点をクリックしてから...
適当な大きさになるまでドラッグします。
[丸矩形]は四角形の角が丸い図形を描きます。
 
始点をクリックしてから...
適当な大きさになるまでドラッグします。
 
描画後、丸矩形内にあるハンドルマークをドラッグすると、角の丸み具合が調節できます。
[多角形]は、各頂点(角)でクリックし、最後の頂点でダブルクリックします。

 
始点でクリックします。
頂点でクリックします。
最後の点でダブルクリックします。
描画を終了するには、ツールバーの[選択]ボタンをクリックします。
補足
Shiftキーを押しながらドラッグすると、真円、真四角が描けます。直線は、45度ごとの角度で真っ直ぐに描くことができます。
補足
[選択]ボタンを選択すると、イラスト、図形、文章枠をまとめて範囲選択することができます。
図形をコピー/削除する
@ コピー元の図形をクリックします。
 
A Ctrlキーを押してから、そのままコピーしたい位置までドラッグして移動し、マウスのボタンを離します。
 
移動した位置に図形がコピーされます。
ヒント
図形を選択してからDeleteキーを押すと、図形が削除されます。
ヒント
図形上で右クリックすると、次のメニューが表示されます。
切り取り、コピー、削除が実行できます。
配置順を移動します。
[色の属性変更]ダイアログが表示され、色や線種の変更ができます。
補足
図形を[コピー]してから何もない場所で右クリックすると、メニューに[貼り付け]が表示されます。
貼り付けた図形はコピーもとの図形にかさなっていますのでクリックしてコピーしたい位置までドラッグしてください。

図形の色を指定する
@ 色を変更したい図形をダブルクリックします。
 
A [図形の属性変更]ダイアログが表示されます。線の種類と太さ、色、グラデーション等を指定し、[OK]をクリックします。
 
線種を指定します。
線の太さを指定します。
色の種類を指定します。
グラデーションの時の開始色と終了色を指定します。
色を指定します。
 
単色で水色を指定した例です。
参照
線種、色、グラデーションの指定は、効果文字と同様の手順で行えます。
補足
図形を選択せずに[図形・その他]ボタン-[図形の色と線]をクリックして表示させた[図形の色と線]ダイアログでは、以降に描く色や線種を設定します。
補足
右の場合、[種類]で透明を選択すると、下の線が見えてしまいます。白を指定しても線が見えてしまうときは、配置順で前面へ移動します。
図形を拡大縮小する
図形枠上のハンドルマークを、拡大縮小したい方向にドラッグします。
 
補足
角をドラッグすると、左右、あるいは上下同時に拡大縮小できます。
ヒント
図形に文章を添えたいときは、ツールバーの[文章]ボタンをクリックし、[文章]ダイアログボックスを表示させます。
 
[文章]ダイアログで文字を入力し、サイズなどを指定してから[OK]をクリックします。
 
文字が挿入されます。
参照
文章の配置は、第4章の「2文章を挿入する」をご覧ください。
詳しくはコチラ
ヒント
書式設定を省くには:文字を複数コピーしてから、各文章枠をダブルクリックして[文章]ダイアログを表示させると、書体やサイズは同じで、文字だけ書き替えることができます。
 
コピーしてから文字だけ変えれば、同じ書式の文字が複数配置できます。


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