マカフィー・ドットコム

W32/SirCam@MM
（サーカム）

種別：	インターネットワーム
危険度：	中
主な発病：	大量メール送信/重要情報の漏洩
発見日時：	2002年7月17日
McAfee.comウイルススキャンオンラインで検出・駆除可能（ファイルバージョン：4148のウイルス定義ファイルで対応済み）

SirCamウイルスとは？

SirCamウイルスは、自身のコピーをメールに添付し感染を広げます。共有ネットワーク内のパソコンやハードディスクへ感染することもあります。このウイルスは、自分の存在を隠すため「ごみ箱」内に潜伏します。ただし、「ごみ箱を空にする」の操作で駆除することはできません。

感染した場合の症状

■	パソコン内のEメールアドレスにウイルスメールを勝手に送信します。
■	マイドキュメント内のファイルをメールに添付して送信します。

対処方法

McAfee.comウイルススキャンオンラインでは、すでにこのウイルスに対応済みです。ファイルバージョン：4148以上のウイルス定義ファイルに更新されていることを確認してください。

ウイルス詳細情報

■	このウイルスが送るメールには、以下のような文章が含まれていることがあります。

	件名：[添付ファイルの名前（ランダム）] 本文： Hi! How are you? I send you this file in order to have your advice ・I hope you can help me with this file that I send ・I hope you like the file that I send you ・This is the file with the information that you ask for のいずれか See you later. Thanks.

■	.exeファイルを実行する際にウイルスのプログラムが実行されるよう、レジストリに次のキーを作成します。

	HKCR\exefile\shell\open\command \Default="C:\recycled\SirC32.exe" "%1" %*