第8章 ムービー編集ツールの使い方


携帯電話から取り込んだムービーやカメラで撮ったムービーを、繋げたりエフェクトを追加したりして編集できます。


■エフェクトを設定する
1

メイン画面またはメニューウインドウで[ムービー編集]をクリックします。



2 [ムービーを編集する]をクリックします。


3 「ムービー編集ツール」が起動されます。


4 初回起動時に「ムービー設定」の画面が表示されますので、どの機種向けのムービーを作成するか設定します。

PC向けムービー作成パソコンで再生できるムービーを作成したい場合はこちらを選択してください。
携帯電話向けムービー作成携帯電話で再生できる形式でムービーを作成したい場合はこちらを選択してください。
携帯電話各社携帯電話のキャリア名を選びます。
メーカー携帯電話のメーカーを選びます。
携帯電話の型番携帯電話の型番を選びます。
ムービー配布方法選択した携帯電話の機種によって選べる項目が違います。
●携快電話により配布
携快電話のカメラ画像ツールから、コード経由で書き込む場合に選びます。
●メールによる配布
メールに添付して携帯電話にムービーを送る場合に選びます。
●ミニSD(メモリースティック)による配布
ミニSDやメモリスティックなどのメモリ媒体を介して携帯電話にムービーを送る場合に選びます。
ムービーサイズ作成するムービーのサイズを選びます。「ムービーの配布方法」で選択した項目によって選べるサイズは変わります。
画質 作成するムービーの画質を選びます。選べる項目は「ムービーの配布方法」で選択した項目によって変わります。



ここで設定した内容のファイル形式でムービーが出力(作成)されます。

5 「参照」ボタンか携快電話のアイコンをクリックして、ムービーの素材ファイルがあるフォルダを選択します。




素材として読み込みに対応しているムービーファイルの形式は以下になります。
・3gp形式
・3g2形式
・amc形式
・mov形式(QuickTime形式)
・AVI(画像、音声共に無圧縮)
・AVI(シネパック)
・AVI(MSVideo1)
・AVI(Intel Indeo)
・AVI(Sorenson Video)
・AVI(DV/DVC PRO NTSC)
・AVI(DVC/PRO PAL)
・AVI(DV PAL)
・AVI(H261)
・AVI(H263)
・AVI(MotionJPEGA、B)
他、QuickTimeが対応している形式
※動画のみ、音声のみのムービーファイルには対応していません。

6 読み込んだムービー素材を画面右上の箇所にドラッグして登録し、画面右下に表示されている「エフェクト」から適用したいエフェクトを選択します。
 


エフェクトは1ムービーに対し、1つのみ設定できます。

7 エフェクトの設定を行いたい場合は、「エフェクト詳細設定」のボタンをクリックして設定を行います。
 

8 コントロールの再生ボタンをクリックして、組み立てたムービーをプレビューして結果を確認します。
 

9 プレビューの結果が問題なければ、「ムービー出力」ボタンをクリックしてムービーを出力(作成)します。
 


ムービー出力を実行する場合には、インターネットに接続されている必要がございます。

10 名前を入力するダイアログが表示されますので「*」が付いている箇所に任意の名前を付けて「ムービー出力」のボタンをクリックします。
 


携帯電話向けのムービーを作成している場合は、「*」以外の部分の文字を変更してしまと、携帯電話にムービーファイルをもっていった場合に正常に再生されませんので変更しないでください。

11 以上でムービー出力の作業は終了です。



■トランジションを設定する
1 読み込んだムービー素材を画面右上の箇所にドラッグして登録し、画面右下に表示されている「トランジション」のタブから適用したいトランジションを上にドラッグします。
 


■各トランジションの効果
横ブラインド次のクリップの映像が、横向きのブラインドを閉めるようなイメージで表示されます。
縦ブラインド次のクリップの映像が、縦向きのブラインドを閉めるようなイメージで表示されます。
カットクリップが終了した瞬間に、次のクリップに切り替えます。
ディゾルブ次のクリップの映像が元のクリップの映像に重なって表示され、徐々に入れ替わります。
フェードクリップの終了に合わせて画面が徐々に暗くなり、真っ暗になったときに、次のクリップに切り替わります。次のクリップは真っ暗の状態から徐々に明るくなります。
横スライド次のクリップの映像が、画面の右側からスライドして、元のクリップと入れ替わります。
縦スライド次のクリップの映像が、画面の上からスライドして、元のクリップと入れ替わります。
スモール元のクリップの映像が左上に向かって縮小していき、裏側から次のクリップが表示されます。
横スプリット元のクリップの映像が中央から分割され、左右に消えていき、裏側から次のクリップが表示されます。
縦スプリット元のクリップの映像が中央から分割され、上下に消えていき、裏側から次のクリップが表示されます。
ワイプ次のクリップの映像が、中心をさかいに円を描く形で次ぎのクリップに切り替わります。

2 コントロールの再生ボタンをクリックして、組み立てたムービーをプレビューして結果を確認します。
 


トランジションは、ムービーとムービーの間に1つのみ設定できます。

3 プレビューの結果が問題なければ、「ムービー出力」ボタンをクリックしてムービーを出力(作成)します。
 


ムービー出力を実行する場合には、インターネットに接続されている必要がございます。




■カットを設定する
1 読み込んだムービー素材を画面右上の箇所にドラッグして登録し、編集(カット)したいムービー素材を選択した状態で画面右下の「カット」のタブを選択します。
 
2 カットのタブの中にムービーのプレビューが表示されますので、スライドバーの最初と最後を調整してムービーを編集します。
 


ムービーの中間部分をカットしたい場合は、同じムービーを二つ取り込み、一方については使用したい部分の前半を指定し、もう一方で後半部分を指定します。

3 プレビューの結果が問題なければ、「ムービー出力」ボタンをクリックしてムービーを出力(作成)します。
 


ムービー出力を実行する場合には、インターネットに接続されている必要がございます。




■フレームを設定する
1 読み込んだムービー素材を画面右上の箇所にドラッグして登録し、フレームを設定したいムービー素材を選択した状態で画面右下の「フレーム」のタブを選択します。
 
2 フレームのタブの中にフレームの一覧が表示されますので、設定したいフレームを選択します。
 


フレームを解除したい場合は、「フレームなし」をダブルクリックしてください。

3 プレビューの結果が問題なければ、「ムービー出力」ボタンをクリックしてムービーを出力(作成)します。
 


ムービー出力を実行する場合には、インターネットに接続されている必要がございます。




■音声変更を設定する
1 読み込んだムービー素材を画面右上の箇所にドラッグして登録し、画面右下に表示されている「トランジション」のタブから適用したいトランジションを上にドラッグします。
 
2 音声変更のタブの中に音声の一覧が表示されますので、設定したい音声を選択します。
設定した音声をプレビューしたい場合は右下の「♪」マークをクリックしてください。
 


別のフォルダにある音声を選択したい場合は、「ライブラリ」ボタンや「参照」ボタンをクリックして、フォルダを移動してください。

3 プレビューの結果が問題なければ、「ムービー出力」ボタンをクリックしてムービーを出力(作成)します。
 


ムービー出力を実行する場合には、インターネットに接続されている必要がございます。


■ムービーファイルを携帯電話に送る方法

<メールに添付して送る>
1 e-Mailを利用して、友達や自分の携帯電話に送るには、ムービー出力にて出力したムービーファイルを、メール作成ソフトなどを利用してe-Mailに添付し、携帯電話のアドレスに送信します。
2 メール作成ソフトで通常添付ファイルを添付するのと同じように、「ムービー編集ツール」で出力したムービーを添付してメールを送信します。受信した側でメールに添付されているムービーを開いて確認します。
 


送り先の携帯電話の機種によっては再生出来ない場合があります。添付メールにて受け取れるサイズは携帯電話のマニュアルをご確認ください。

 


DoCoMoの携帯電話(mova、FOMA)には、メール添付してムービーを送ることはできません。


<MiniSDやメモリースティックを経由して送る>
1 携帯電話に付属のminiSDやメモリースティックDUOなどを経由してムービーファイルを携帯電話側に送ります。「ムービー出力」で出力したムービーファイルを、ファイルエクスプローラなどを利用して、miniSDやメモリースティックDUOなどにコピーします。
2 ムービーをコピーしたminiSDやメモリースティックDUOなどを携帯電話に接続し、携帯電話側を操作してムービーを開きます。
 


miniSDやメモリースティックDUO内のコピー先フォルダは、携帯電話の機種によって異なります。詳しくは携帯電話のマニュアルをご確認ください。


<コード経由で送る(対応機種のみ)>
1 携快電話10の「カメラ画像」ツールからムービーデータをコード経由で送ります。詳しい操作方法は電子マニュアルをご確認ください。
 


コード経由で携帯電話側に送れる機種は限られています。対応機種状況をご確認ください。



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