「携快電話8」をお使いいただく前に

携帯電話とパソコンの間のデータをやり取りするのに、「携快電話8」専用コードが必要です。ここでは、各コードの接続方法をご説明します。


USBコードをお使いの場合、あらかじめドライバのインストールが必要です。ドライバのインストール方法については「インストールガイド」をご覧ください。


●USBコードをお使いの場合

1 パソコンのUSBポートを確認してください。
 
2 USBコードのコネクタ部分(A)を、図のようにパソコンのUSBポート(B)に差し込みます。
3 携帯電話の接続コネクタのふたをはずし、専用コードのコネクタ部分(C)を携帯電話のコネクタ(D)に、カチッという音がするまでしっかり差し込んでください。
 

●シリアルコードをお使いの場合

1 パソコンのシリアルポートを確認します。
 
2 パソコンのシリアル(COM)ポートを確認し、専用コードのコネクタ部分(A)を、図のようにパソコンのシリアルポート(B)に差し込んでください。
3 携帯電話の電源を入れます。

4 携帯電話の接続コネクタのふたをはずし、専用コードのコネクタ部分(C)を携帯電話のコネクタ(D)に、カチッという音がするまでしっかり差し込んでください。
 



第3章 アドレス帳ツールの使い方


携帯電話のメモリダイヤルデータをパソコンに読み込んで編集をして、携帯電話に書き込む方法を説明します。

■メモリダイヤルの読み込み
1 携帯電話とパソコンを専用コードで接続し、携帯電話の電源を入れておきます。


接続方法はこちらをご覧ください。


auの携帯電話の場合、専用ケーブルを接続すると、携帯電話の電源が切れます。それが正常な状態です。

2 メイン画面またはメニューウインドウで[アドレス帳]をクリックします。


3 アドレス帳のメニュー画面が表示されます。[携帯電話のアドレス帳を読み込む]をクリックします。


4 「通信ウィザード」画面が表示されます。[通信ポート][暗証番号]を設定して[開始]をクリックします。


通常は自動的に設定されるので、そのまま[開始]をクリックします。


FOMA機種では[開始]を選択したあとに、パスワードと認証番号を続けてFOMA端末側に入力する必要があります。

5 [通信中]画面が表示されます。しばらくそのままおまちください。



通信中にコードを抜いたり、携帯電話の電源を切るとデータが破損する恐れがありますので、ご注意ください。


接続エラーが発生すると以下の画面が表示されます。[戻る]をクリックして、再度設定を確認して読み込みしてみましょう。設定については、詳しくはこちらをご覧ください。


6 読み込みが完了すると読み込んだアドレス帳が開きます。携帯電話から専用コードを抜きます。
 





通信ポートの設定
接続エラーがおきて、携帯電話とパソコンの通信ができない場合は、[通信ポート]の設定を確認してください。
[機種設定]を選択し、[通信ポート]の項目で、[携快電話USBコード]を選択してください。


通信ポートの項目に「携快電話USBコード」の項目が表示されない場合
USBケーブルがご使用のパソコンに接続されていないか、USBケーブル用ドライバが正常に認識されていない可能性があります。
USBケーブルの接続を確認するか、接続されている場合はドライバのインストール作業を行ってください。
ドライバのインストール作業はパッケージに同梱されているインストールガイドをご覧下さい。


FOMA機種をご使用の場合
FOMA機種を接続している場合は通信ポートの項目に「携快電話FOMA USBコード」の項目で表示されますので、FOMAで通信する場合はこちらの項目を選択してください。
通常は自動で「携快電話FOMA USBコード」の項目が選択されます。





■アドレス帳ファイルの保存と開き方
1.保存

読み込んだアドレス帳や、新規入力したアドレス帳を保存する方法を説明します。

1 [保存]をクリックし表示されるメニューから[名前を付けて保存]を選択します。


2 「名前を付けて保存」画面が表示されます。[ファイル名]を入力して[保存]をクリックします。


3 一度保存したデータを開いて保存する時は、[保存]をクリックし表示されるメニューから[上書き保存]を選択します。






2.開く

保存したデータを開くときの方法を説明します。

1 [開く]をクリックします。


開いているアドレス帳が閉じ、新しいアドレス帳が開きます。追加挿入されるわけではありません。

2 「ファイルを開く」画面が表示されます。開きたい携快電話アドレス帳ファイルを選択し[開く]をクリックします。


通常ファイルは[マイドキュメント]内の[My Keikai Files]フォルダに保存されています。




■最新のアドレス帳を編集する
1 アドレス帳のメニュー画面で[最新のアドレス帳を開く]をクリックします。


2 保存日時が一番最新のアドレス帳が開きます。


 
●新規アドレスを入力する
新規で追加したいアドレス帳データの入力方法を説明します。
1) [新規追加]をクリックします。
 

2)

「アドレス帳項目の編集」画面が表示されます。各項目を入力し[更新]をクリックします。
 


 
[番号]
空いてる番号のうち、一番若い番号が自動的に表示されます。自由に入力することもできます。
[グループ]
右にある[▼]をクリックして表示されるメニューからグループを選択します。グループの作成方法はこちらをご覧ください。
[名前]
相手の名前を入力します。半角英数字、ひらがな、漢字が入力できます。カタカナしか入力できない機種には漢字データは書き込みされません。
[電話番号]
相手の電話番号を入力します。一般電話の場合は必ず市外局番から入力してください。電話番号に含まれる記号(“_”、“#”、“P”など)には対応しておりませんので、入力はしないでください。
[メールアドレス]
電子メールアドレスを入力します。電子メールアドレスを書き込みできない機種もあります。




[拡張項目を表示]をクリックすると、さらにいろいろな項目が入力できます。


 

3)

アドレス帳にデータが追加されます。
 


 
●アドレス帳データを変更する

FOMA機種から読み込んだアドレス帳データの一件目(番号0)には、読み込んだFOMA機種のユーザーデータ(プロフィール)が表示されます。このデータを編集することはできません。

登録してあるアドレス帳データを変更する方法を説明します。
1) 変更したいデータをダブルクリックします。
 

2)

「アドレス帳項目の編集」画面が表示されます。必要な項目を変更して[更新]をクリックします。
 


各項目の入力方法についてはこちらをご覧ください。

3)

アドレス帳データが変更されました。
 



●グループを作成する
グループ分けしておくと、アドレス帳が整理でき検索も簡単になります。
1) [その他]をクリックして表示されるメニューから[グループ編集]を選択します。
 

2)

「グループ編集」画面が表示されます。
 
 
○グループを追加する
  [新規追加]をクリックします。
 
  「グループ項目の編集」画面が表示されます。[番号][名前]を入力して[OK]をクリックします。
 

○グループを削除する
  削除したいグループを選択し、(グループ名をクリックすると編集画面が表示されてしまうのでご注意ください)[削除]をクリックします。
 
  「削除します」と表示されます。[OK]をクリックします。
 


●アドレス帳の番号を順番に振りなおし
アドレス帳の削除や追加などで、バラバラになってしまった番号を順番に振りなおすことができます。
1) [その他]をクリックして表示されるメニューから[リナンバー]を選択します。
 

2)

「リナンバー」画面が表示されます。[開始番号]を入力し[実行]をクリックします。
 

3)

番号が振りなおされます。
 

 


特定のアドレスだけ番号を振りなおしたい場合、そのアドレスを選択して[その他]→[リナンバー]を選択して振りなおします。



アドレスデータの検索
以下の4通りの方法で、アドレスデータを検索することができます。
画面左の[ふりがな][グループ][メモリ番号][空白]各項目の右のアイコンをクリックして画面を開き、該当項目をクリックして検索します。
○ふりがな
○グループ
○メモリ番号
○空白




■アドレス帳ファイルを開く
1 アドレス帳のメニュー画面で[アドレス帳ファイルを開く]をクリックします。
 

2

「ファイルを開く」画面が表示されます。開きたいファイルを選択して[開く]をクリックします。

 

  →アドレス帳データの入力・編集はこちらをご覧ください。



■新規のアドレス帳を作成する
1 アドレス帳のメニュー画面で[新規にアドレス帳を作成する]をクリックします。
 

2 新規のアドレス帳が開きます。
 

  →アドレス帳データの入力・編集はこちらをご覧ください。



■アドレス帳の整理
1 アドレス帳のメニュー画面で[アドレス帳の整理]をクリックします。
 

2 「アドレス帳の整理」画面が表示されます。過去に編集したファイルが表示されます。履歴として残しておく必要のないアドレス帳をクリックして選択し、[削除]をクリックします。
 



ここでの、アドレス帳の削除は履歴の削除で、データを削除するものではありません。

3 「履歴を削除します」と表示されます。[OK]をクリックします。
 



 

■アドレス帳のインポート


 

  携快電話6で作成されたアドレス帳、Windowsのアドレス帳、CSV形式のファイルのデータを「携快電話8」で使用できるようにする機能です。
 
  CSVファイルをインポートする場合は、ウィザード画面が表示されますので画面の指示に従って進めてください。
 



■携帯電話へメモリダイヤルを書き込む
 
携帯電話にデータを書き込むと、既存のデータはすべて消去され、新しく書き込むデータに置き換わります。
1 携帯電話とパソコンを専用コードで接続し、携帯電話の電源を入れておきます。
 


接続方法はこちらをご覧ください。

2 携帯電話に書き込みたいデータを開いて、[携帯電話に書き込む]をクリックします。
 


データを開く方法は、こちらをご覧ください。

3 「通信ウィザード」画面が表示されます。[通信ポート][暗証番号]を設定して[開始]をクリックします。
 


通常は自動的に設定されるので、そのまま[開始]をクリックします。

4 [通信中]画面が表示されます。しばらくそのままおまちください。
 


通信中にコードを抜いたり、携帯電話の電源を切るとデータが破損する恐れがありますので、ご注意ください。

接続エラーが発生すると以下の画面が表示されます。[戻る]をクリックして、再度設定を確認して読み込みしてみましょう。設定については、詳しくはこちらをご覧ください。




お使いの携帯電話によっては、携帯電話に暗証番号を入力する必要がある場合があります。「携快電話8」または「携帯電話」の画面に従って入力してください。

5

書き込みが完了すると携帯電話のデータが更新されます。携帯電話から専用コードを抜きます。




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